私の胃ストリー - 堀口　修

2024/12/30 (Mon) 10:41:46

胃の異変を感じるようになったのは60代に入りたての頃だったと思う。ほぼサンデー毎日のころで、だから食事が楽しみだった日々だ
　ところがいつのころからか、膨満感に襲われ食欲減退、ゲップが頻発し出した。そのうち睡眠中に胸やけを感じ、夜中に起こされるようになった。早速受診し胃カメラも飲んだ。結果、外観では正常だが、逆流性食道炎だろうという見立て。処方薬を飲み続けたが症状にあまり変化はなかった。
　そんなある夕食時たまたま焼肉屋に行き、キャベツが食べ放題だったのでかなり多めに食べた。食い過ぎたかな、「胃酸よ止まれ」と祈るような気持ちで、その夜は寝たのだが、見事な熟睡だった。で、閃いたのだ、キャベツ＝キャベジンか？と（いい加減。）
　そこで買って飲み始めたところ、ゲップは止まり食欲が回復し始めた。ただ胃酸の噴出？はなかなか抑えられないようで、相変わらず時には不快感で夜中に目覚める。
　本来ならまだ受診すべきだろうが、経験上信頼感がないし面倒でもある。
　悩んだ末に頼ったのはインターネット、胃酸過多に効果がありそうな漢方薬でリサーチ・検索、今は大正漢方薬を食間に、キャベジン（食後）と併用している。
　結果的には完璧に解消したわけではない。ただ不快感が弱まってきている。そのため以前は1時2時ころ目覚め眠れなかったものが、今は頻度も減りそれも4時5時で寝直すこともできるほど。
　まあ加齢のせいもあるだろう、上手に付き合う（夜は脂分とアルコール控えめ）しかないだろうという、今は境地である。